弦高ゲージ2009/08/13

弦高ゲージ
弦高ゲージを作った。

と言ってもギターを作る人や店で販売する人くらいしか
知らないと思う。
ギターのフレット(指板についてる針金のようなもの)と
弦との間の隙間が何ミリあるか…を測るものだ。

測る場所によって違いがある。
写真では12フレットの1弦の隙間を測っている。
3~4ミリが一般的だが、人によって好き好きだ。
私は約3ミリが好きだ。6弦側は約4ミリ。
ギター上下の上駒(ナット)や下駒(サドル)を削ったり、
買い換えたりして調整する。
ギターの種類によっても違う。私のはフラメンコギターだ。

100円ショップで「グラつき防止パッド」なるものを見つけた。
グラついている物の下に差し込んで使うものだ。
くさびのようなもので、100円で6枚入っている。
上下についてるイボイボをヤスリで削り取り、ノギスで厚さを
測り、マジックで線を引いて作った。
精度はいまひとつだが、目的は十分果たせる。

一般的にはものさし等ですかして見ているが、おっさんには
焦点が合わず、かすんで見えない。
みんな年をとったら、作りたくなると思う。

アームレスト2009/08/13

アームレスト
アームレストを作った。
とは言っても、楽器屋さんにはほとんど売っていない。
非常にマニアックなものなのだ。
ネットで検索してみても、海外のHPが少しヒットするだけ。

夏の暑いところでギターを弾いていると、ギターを抱えている腕の
ところから汗がにじみ出る。ギターがベトベトになってしまう。
あとでベトベトを拭き取ってカラカラにするのが大変なのだ。
そこで考えたのがこれ。

ベニア板をギターの胴の厚さに合わせて切り、沸騰した熱湯に浸けて
曲げ、ギターのカーブに合わせた両側面を貼り合わせたものだ。
内側には100円ショップのすべり止めを貼り付けている。
金色にはしなかった。ギターより高そうに見えるのがいやだから。

弾いていると、アームレストがベトベトしてくる。
アームレストのアームレストが必要か?
しかし、ギターはから拭きだけで済むので具合がいい。

また、直接汗ばんだ腕がギターに触れないので、
音もいいように聞こえる。
気のせいか…?

ギターキット2009/08/13

ギターキットで作ったギター
ギターを作ってみた。
市販のギターキットだ。
2種類あり、むつかしいぶんと簡単なぶん。
これは簡単なぶんだ。

難しい胴体の部分は完成済みで、ネックと指板とブリッジ
を貼り付け、サンドペーパーで磨き、色付けして完成なのだが、
これが結構楽しめる。

はやる心をおさえて、丁寧すぎるほど丁寧にしないといけないのだが、
はやる心はなかなかおさえられない。
見た目ではあまり分からないが、市販されているギターはピカピカと
ツヤがあるが、これは無い。
梨地のギターだ。
磨きと色付けが不十分だったのだ。

みなさんには、はやる心をおさえる練習をして組立てることを
おすすめする。
しかし、そのぶん非常に勉強になった。

次はむつかしいぶんに挑戦するつもりだ。
もちろん毎晩寝る前には、はやる心をおさえる訓練をしている。
「ヒー、ハー、フー…。おやすみなさい。」