ネックの矯正2009/10/09

クラシックギターのネック矯正をしている。

順反りと言って、ネックがギターのお腹のほうへ、内側に曲がっていたので
背中をピンと伸ばすように、100円クランプとひもで矯正。
順反りでも逆反りでも、非常に弾きにくいし、第一正しい音が出ない。

ものさしの水平部分をあてて、戻り具合を見ながらひもを締めていくのだが、
反らし具合も矯正しておく時間も、全く気分次第。てきとーなのだ。
時々チェックして、気分(自分の)が良ければ終了。

また元に戻る可能性はあるが、これだけ締め付けると、完全に元に戻る
ことは無い(だろう)。
だいたい2日程度この状態で放置している。

出来上がったホヤホヤのギターは、すぐに弦を張らずしばらくそのままの
状態で置いておく。ついでに柔らかい布でギターをピカピカにしておく。

そして、どうしても弾きたくなったら、様子を見ながらゆっくりと弦を張る。
いきなり正しい調弦にせず、1音下げて調弦する。
6弦をレ、5弦をソ…のように。少しでも負担を軽くするためだ。

そして、どうしても正しい調弦をしたくなったら、思い切って調弦する。

友人のギターだから、失敗しても大丈夫だ。またやり直せばいい。
ん? ギターより自分自身の矯正の方が先かな…

コメント

_ Dolphy ― 2009/10/22 16:15

どうも。おやじギタリストのDolphyです。おもにボサノヴァを弾いています。
中古でかったガットのひどい順反りを、三点支持で後方から重しをのせて矯正したらうまくいきました。アイロンも摺り合わせもせず矯正するのは不可能かと思っていたのですが、似たような方法で(もちろん、そちらのほうがより論理的ですけれど)やっている人もいて安心しました。

_ わか ― 2012/02/02 00:49

今私も実践中です。

真ん中の木は一体何故あるのでしょうか?
ヘッドとボディ側だけで引っ張りあっていればよいと思うのですか...,

よければ教えて下さい。

_ ギター好きおっさん ― 2012/02/02 19:16

引っ張りあう力をより強くするためです。
ゴム飛行機のゴムを巻くイメージで紐をはさんでくるくると回します。
ある程度巻いた後、ネックをストッパー代わりにしています。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

_ ドクター・ミュージシャンDolphyのジャズ的生活 - 2009/10/22 16:10

夏に買ったジャンクのガットギター(YAMAHA CP-500)は、もともとボサ・ノヴァ含むポピュラー用に開発されたものらしく、明るい音で気に入っています。発売された70年代当時にはけっこういい値段だっ...