ギター好きおっさんのある日

三本足の黒いスタンドの話である。

元はギターを置くギタースタンドであった。
以前紹介した、ギターを斜めに立て掛けるスタンドと同じものだ。

３本の足のうち一番短い足をはずし、黒く塗った木製丸棒に替え、
他の２本の足と水平を保っている。
上に黒く塗った板を取り付けて音楽用の機材が置けるようにした。
この写真では、多重録音器とでも言えばいいのか、ＭＴＲというものを
乗せている。

その下にはマウスパッドとマウスが置けるようにしている。
余談だがこのマウス、無線なのでパソコンの横に置く必要が無い。
非常に便利だ。

マウスパッドの右横にはＬ字型フックをつけている。
コードやヘッドホンなど必要に応じて引っ掛けられるようにしている。

楽器屋さんにはこういった、機材専用のスタンドが売っられている。
しかし、結構なお値段なのだ。
これなら安く出来てしまう。元は７００円くらいだ。
おまけに作る楽しみまで味わえる。

天板をもう少し大きくすると、ちょっとしたテーブルが出来そうだ。
次、作るものがまた増えたようだ。

木の耳付き板があったので、小物掛けを作った。

木をよーく見ると魚に似ているので、目をつけてそれらしくした。
色を塗って、Ｌ字型フックを取り付けるだけ。
乾燥に時間がかかったが、組み立てはあっけなかった。

居間の壁に貼り付けて、車や自転車のキーなどを引っ掛けている。

ちょっと見づらいが、自転車のキーホルダーは以前作ったものだ。
木片にネジと口を付けて顔にしたものだ。
けっこうひょうきんで面白い顔なので、家族の中では評判がいい。
しかし、今のところ使っているのは私だけだ。
評判と携帯は比例しない。

木くずの木片は山ほどあるので、暇が出来たらまた作ろうと思っている。
しかし、その暇が山ほどないのである。
ぼちぼち作って何個か出来たら、またここで紹介しよう。