ギター好きおっさんのある日

切り株のサイドテーブルを作った。

４～５年ほど前、徳島の山間部へドライブに行った時、通りすがりの木工品店で買ってきた切り株を利用して作った。椅子として売られていた切り株だ。

買ってからずっと玄関で椅子として置いていた。
しかし、我が家の狭い玄関で場所をとっていたし、座る人もあまりいなかった。
捨てるのももったいないので、なんとかほかに使い道は無いかと考え、サイドテーブルにしてみることにした。

重量が１０キロほどあるので、キャスターを付けて動かせるようにした。
今まではお尻を乗せていたところがお皿やお箸を乗せることになるので、５センチほど上部を切り取り、テーブルらしくスベスベにすることにした。

日曜大工用の家庭用のこぎりしか持っていないので、結構時間と体力が必要だった。
いつもはこの十分の一より細い木を切るのがせいぜいなのだ。

２～３時間格闘した後、今度はお箸などを乗せても転げ落ちないよう、水平にする作業だ。水平器とガラス板を置いてみて、あっちが高い、こっちがへこんでる…、
と悪戦苦闘。
体力的にも限界を感じたので、いい加減なところで妥協することにした。

へこんでいるところは、そこで転がっていたお箸が止まるから…と考えることにした。
また、盛り上がっているところは、その場も盛り上がって楽しくなるだろう…と　？

出来上がって翌日、孫たちが来て椅子代わりに乗り、押したり引っ張ったりして遊んでいた。
そのへんのおもちゃより楽しそうだった。